三年生のとき

一学期が終わるちょっと前 親が学校に急に来た
そのまま長野に連れて行かれた なんでかなーとおもったら
ははのかーちゃんがじこったらしい
まぁ頭がやられたんだって 
手術前のばーちゃんみたけど だれだろうって感じに思ってたとおもう
この夏は得に長野によくいったな。
なんかぼくは長野に行くことが楽しいし ばーちゃんは死なないだろうっておもっててたのしかったけど
死んだね
まぁしかたないか
葬式は九月ぐらいだったと思う
初めての葬式はやたら人が集まってた
いとこが勢ぞろいするなんてあんまりないからたのしかった。
葬式はいろいろ集まるから楽しいけど退屈だった
黒い人があるまるし しんみりしてるし そんなにうまくない飯が出るし
お経は意味がわからないし足が痛いし

火葬しにいった ちょっと山の奥で怖い場所。
僕が酒を飲める年だったらしんみり飲んだだろうに
きっとはしゃいでたとおもうが 人間燃やすってのをよくわかってなかったと思う。
納骨とかやってつぼに収めてあー 人が死ぬと骨しかのこらんなぁっておもった。

あんまり悲しいとか思わなかったけど 骨になった跡にもうあえないんだなー 
悲しい感覚は今でもよくわからない


三年は思った意外に量があるな
ついったーにはいないんだが
後に重要な悪友というか腐れ縁というかになる
ふねというやつが 二階のガラスを突き破って下に落ちて
事件になってたな
まぁこいつがおちたときも なんとも思わなかったな
ただ ガラスまみれ血まみれってすごい状態で大丈夫かしらって思ったけど
骨も折れることなくちょっと不器用になる程度でちゃんと帰ってきた
今後ちょくちょくいじめられって若干かわいそうなやつなんだ
今も遊ぶやつだから あとででてくる
誕生日の翌々日あたりに落ちてかわいそうなやつだなぁ本当に